エルガが行く

失われた鉄路を行く人のブログ。関西中心に廃線跡と貨物船の世界をご紹介します。

廃駅レポ(4)阪急東吹田駅跡

イメージ 1

2015年3月21日取材
廃線の多い吹田においても廃駅は東吹田駅万国博西口駅ぐらいであろう。今回はそのうち東吹田駅を紹介する。
なお西吹田駅と東吹田駅は1943年に市役所前駅と吹田駅(初代)に改称されているがややこしいので開業当時の東吹田駅として掲載する。
吹田駅西吹田駅の開業は1921年北大阪電気鉄道の開通と同時である。西吹田駅は現在の吹田駅の位置、東吹田駅はこの踏切の反対側にあった。
1943年には前述の通り東吹田駅吹田駅に改称。1964年に市役所前駅と吹田駅を統合する形で現在の位置に吹田駅が設置された。
イメージ 2吹田駅北千里方面ホーム跡。ここには電気関係の機器が現在も設置されている。
イメージ 3北側を望む。前述の機器も写っている。
イメージ 4踏切から駅跡の全景を撮影。かなり曲がっている。
イメージ 5南側をフェンスの間から望む。残念ながらホームの跡は残っていない。
イメージ 6淡路方面のホーム跡は公園になっている。子供達が遊んでいて親もいたためこれ以上は接近しなかった。
ちなみにこの近くには東海道本線廃線跡があるのだがそれについてはまた次回以降に。