【愛宕山鉄道鋼索線廃線跡レポ】2.清滝~1号トンネル出口
2012年4月4日(以下特記無ければ同日) 桂駅
朝8時50分桂駅に到着した。特に阪急嵐山線は関係ないのだがせっかくなので掲載しておく。
8:56 発車時間である。車内では嵐山線の再複線化の可能性を探っていた。意外に路盤が残っていた。
9:45 清滝バス停 嵐山駅で京都市在住の友人と合流。京都バスで清滝に到着した。早速探索である。
今回は地図は用意しない。管理人もいまいち廃線跡の正確な場所が分からないからだ。
9:50 清滝遊園地跡付近 このトイレが愛宕山への最終トイレである。トイレを済ませていざ入山。
画像が微妙に変だが清滝川駅跡である。この奥に駅があった。
すぐそこに看板があった。すぐ横から登山道が始まる。
愛宕神社の一の鳥居である。ここから長い長い登山参道である。
なお清滝川駅横の民家から犬の声がしていた。玄関先には「猛犬注意」の看板まで。
少し登ると廃線跡が合流してきた。石組みはしっかりしている。
登山道と廃線跡の位置関係はこの通り。3m程登山道が高いところを通っている。
20m程進むと登山道が左手に別れて廃線跡オンリーになる。一応チェーンがあるが・・・通過いたします。
人目を避けたいので写真を撮影せず少し上に上がってきた。先の光っている辺りが分岐点である。
もう奥にトンネルが見える。1号トンネルと呼ばれるトンネルだ。
いきなり土砂崩れである。ちなみにこの前日は爆弾低気圧が京都を直撃していた。
友人いわく朝まで京都では雨は降っていたようである。
この「愛宕山水道」は1号トンネルの手前から流れていた。ちなみにこの山はあまり水利が良くないらしい。
やはり鉄道らしく待避用らしき窪みがあった。両方掘割ではケーブルカーが来たらおそらく脱出できないだろう。
坑門前から下を見渡す。
1号トンネルである。管理人にとっては初の廃トンネルだった。出口が見えている。
トンネルの中をフラッシュを焚かずに撮影するとこの通り。ではフラッシュを焚くと・・・
謎の突起が目立つがこうなる。普段はフラッシュを焚かないだけに設定方法をなかなか思い出せなかった。
鉄道車両にフラッシュなどもってのほかである。この日ばかりはトンネル内の撮影で久々にフラッシュを使った。
1号トンネルから清滝側を見下ろす。謎の突起で転びそうになった。
謎の突起拡大図。これは・・・ボルトか?
出口に来たので今回はここまで。次回は2号トンネルと崩壊した3号トンネル辺りをレポート予定。
次回をお楽しみに。